ライターの皆さん、こんにちは!今回は『熱意のこもった記事の書き方』について記事を書く機会をいただきました。「熱意とは何ぞや…」とずっと自問自答していました。ちなみに本記事では、ライティングスキルを学ぶことは一切できません。ライティングスキルに関しては、最高のマニュアルが既にあるのでそちらを参考にして下さいね。
読んでいただきたいのはこんな方↓
- 駆け出しのライターさん
- やる気が失せてきたライターさん
- 頑張る方向性が分からないライターさん
『何度も読み返したいマニュアル記事』というよりは、一回だけ読んで「こんなライターおるんやな」と心の片隅にでも置いてくだされば幸いです。
それでは本編に入る前に、私kaorukoのプロフィールをサクッと紹介します。
名前 | かおるこ |
年齢 | 33歳 |
血液型 | O型 |
星座 | さそり座 |
2022年の6月頃に副業としてライターのお仕事を始めました。まだ全然一年も経ってないです。この記事を読んでくださる皆さんとそんなに変わらなくて、まだまだ勉強中です。
クラシックが少し好きで、数年前までオーケストラの楽団に所属していました。担当はオーボエです。
オーボエは【世界一難しい木管楽器】としてギネス世界記録に認定されているようですが、私はそう感じた事はありません。そもそもギネス記録って『1分間にお尻でクルミを〇個割った記録』のように、誰が見ても変わらない事実である必要があるんじゃないかなと私は考えています。
私が、オーボエは別に難しくないぞ、と感じている時点でギネス記録としてどうなんだっていう疑問が湧くわけですね。ちなみに私が難しいと感じた楽器は、笙です。
それでは本編に入りましょう!!
作業を始めるにあたって
熱意をこめる前に、まず前向きに作業に取りかかれない、なかなかやる気が出ないというライターさんもおられるかと思います。そんなライターさんたちに、とっておきのアドバイスがあります。
「始める」ためには「まず始める」
常に同じテンションで作業に取り掛かるために、私は「やる気」や「モチベーション」はできるだけ無視しています。歯磨きする時と同じ気持ちでPCの電源をつけます。
「よっしゃ、やるぞ!」って歯磨きしないかと思います。淡々と始めますよね。とりあえず始めてみて、だんだん集中力を上げていく、そんな感じです。ちなみに全く同じ理屈で、9年間毎日寝る前に日記を書いています。「よく続くね」と言われますが、歯磨きと同じ位置づけなので全く苦にはなっていません。とにかく自分の『やる気』に左右されないように、振り回されないように淡々と始めてしまう方がずっと楽なのです。
精神科医の樺沢紫苑先生も著書『アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)の中で「始める」ことについてこのように記載されています。
仕事や勉強を瞬時に始める方法があると、あなたの仕事や勉強はすごくはかどるに違いありません。そんな夢の方法があります。
それは、「まず始める」ことです。「なかなか始められないから悩んでいるのに!」とツッコミが入りそうですが、残念ながら、「まず始める」しかないのです。
樺沢紫苑 『アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)
この後、脳の機能的な部分に言及しながら、やる気スイッチの入れ方について説明されていますが、要は「作業を始めてみると、だんだん気分が盛り上がってやる気が出てくる」いわゆる「作業興奮」の状態になるのです。この状態になるための所要時間は、作業を始めてからたったの5分とのことです。
今日は仕事で疲れてるからきっと集中できないな、と思っていても、始めてみると案外ものすごく集中できちゃうのです。
それでは作業に取りかかりましょう!
まずは基本に忠実でいること
ライターの特色を記事に活かすこと、ひいてはオリジナリティを出すことはとても重要な要素のひとつではあります。しかし、これら全ては『基本を心得た姿勢』から初めて生まれるものだと考えます。
決められたルールやアドバイスに真摯に向き合う事を徹底する
現在1記事目、2記事目に取りかかっている方は、記事をまずある程度の形にすることに苦戦されてるかと思います。大枠の『型』さえ理解できれば、あとはイメージ通りに埋めるだけなのでグンとスピードアップするはずです。
ちなみに私は、長い間Instagramの埋め方が分かっていないのに「無くても記事書けるし別にいっか」てな感じでずっと放置していました。ただすぐに壁にぶつかりましたね。反省しています。
- 見出しの下に適切な画像を入れる、代替テキストの挿入、画像出典の挿入
- Twitterを埋め込む
- ぽこ吉を使う
- 文法は正しいのか
- 回りくどくないか
- 指示代名詞(これそれあれどれ)を多用していないか
これらはほんの一部であり、実際は他にも確認すべき要素はたくさんあります。有難いことに、すべてマニュアルやマニュアル動画で確認することができます。簡単にできる作業ほど特に見落とされやすいです。ひとつずつ確実にクリアしていきましょう。
文章力を磨く
記事を書くようになってから、日本語表現の奥深さをものすごく実感しています。私が文章を考える時、品を失わないように気を付けています。自分の日記やブログを書く時とは組み立て方が全く違うのです。
助詞や助動詞の使い分け、単語を入れ替えて表現を変える、稚拙にならないように重ね言葉をさける等、細かい事のように思われるかもしれませんが、文章力は、情報を正しく伝える技術そのものだと考えています。主語と述語の位置ひとつで、「読みやすさ、伝わりやすさ」は変わります。
その辺のネット記事を読んだときに、「なんだか違和感のある文章だな」と感じることがあるかもしれません。比べて新聞や書籍を読むときは、やはりスムーズに情報が頭の中に入ってくるんですね。文章が情報の邪魔をしては絶対にダメだと思います。
「キーワードの網羅」や「構成」など考えるべき事はたくさんありますが、文章や文法がないがしろにならないように、大切にしていただきたいと思います。私もまだまだ勉強途中ですが、もっともっと日本語の奥深さに触れていきたいと感じています。
比較する事、分析する事を怠らない
リサーチするだけでも一苦労なのに、記事を比較したり分析するなんて面倒ですよね。でも、自分の記事と永遠ににらめっこしてても、自分の記事は永遠に変わらないです。
私自身、添削をするようになって強制的に(?!)人の記事を何度も何度も読み込んで分析するようになって、やっと初めて『自分の型』を意識するようになりました。それまでは正直、記事の良し悪しなんて理解してませんでした。添削をし始めてから、毎回ものすごく刺激を受けています。
『人の記事を読んで勉強しましょう』はよく聞くと思いますが、『添削者目線で』というのが私にとっては大きな変化でした。読むだけならただのインプットですが、その内容や気付きを伝える事はアウトプットになります。インプットだけだとぼんやりしていたことも「理解してもらえるように言語化しなきゃ!」とアウトプットという目的が生まれることによって、思考力が一気に高まりました。記事を読んだら、「このライターさんにもし添削を伝えるなら…何て言おうか」「もしアドバイスを言わなきゃだったら何を伝える?」と考えてみて下さい。そしてもし気付きがあれば、伝えてみて下さい。もんのすごく喜ばれるはずです。
比較してこそ見える「情報量」
他人の記事を読むと、『自分は向いてないかも』と感じてしまうこともあるかもしれません。情報収集のためでしか記事を読まない、という方もいるかもしれません。しかし、いま自分が書いている記事と『同じ内容の他人の記事』を比較して情報量が多いのか、少ないのか、どこまで深堀りされているのかを知る必要があります。
情報の量も質も決して測れるものではありません。字数が多ければ良いというわけではないし、全ての見出しにおいて限界まで深堀りする必要もないです。情報も多すぎると読むのが大変になってしまうからです。しかし、ユーザーにとっては記事を読む前と後とでは、少しでも知識が増えてほしいと思うものです。
情報量のバランス感覚は、私自身今でも手探り状態です。「内容が薄くないかな」「多すぎて読みづらいかな」と何度も自分の記事を読みすぎて分からなくなるんですね。そのために添削者さんの「新たな目」が必要になるのです。
視点を変えてみる
途中で行き詰まることもあるかとおもいます。『時間を置いて見る』ことで、凝り固まった視点が一度リフレッシュされ、新たな発見の可能性が生まれます。もちろん期日を守るのは当然のことですが。
『視点を変える』という意味においては、Twitterも大いに役立つはずです。Twitterのパワーはすごいです。限られた文字数の中で素晴らしい表現をされる方がおられます。素晴らしいツイートを見つけると、心底羨ましく思います。アウトプット力に感化されるといいますか、そういった面においても私自身、Twitter民にかなり助けられています。
熱意を届けるためにできること
実はこの記事を書きながら、思いっきりつまづいていました。理由は、この記事から熱意が感じられないような気がしてならなかったからです。もう完璧なマニュアルがあるのにな~と。ただ、これも一つのエンタメとして楽しんでもらえたら、それで充分なんじゃないかと気付きました。
「熱意とは何ぞや…」と自問自答を繰り返す中で、ふわ~っと思い浮かんだ事を言語化するのは相当苦戦しましたが、自分の思考をより深めることができました。やはりアウトプットは最強だなと実感します。
オリジナリティがスパイスになる
様々な情報をかき集めて整理してまとめれば、ある程度の記事は完成しますね。ただ、心を打つ記事というのは『+α』な部分にものすごく価値を感じます。『その記事でしか得られないモノ』と言い換えることもできます。それは何なのかというと、ライターさんの思考、感情、考察といった部分なのかな、と思います。これは現存してる記事にはない、唯一無二の情報ですよね。これらをエンタメ要素として記事に上手く落とし込めば、価値ある『+α』になります。
気を付けなければならないのは、そこかしこにライターさんの感情表現が散在してしまうと、それはただの個人ブログになります。完全にユーザーの求めるものとずれてしまうんですね。あくまでスパイス的な要素であること、常にユーザーの求める事に応え続けることが大前提になります。
ぽこきちにも、それぞれ個性でますよね!!
ウチのぽこきちはほぼ関西弁でリアクションしてるだけです!!
ちゃんと活用してな!!
ユーザーの為にできることを最大限おこなう
私が好きな記事に、【Amazon低評価検証】のレビュー記事があります。砂小間正貫さんの『9円のシャツと1円のズボンを買ってみた/春らしさ満開の10円コーディネートがこちらです』というタイトルで、商品を購入しレビューしていくという内容です。商品はぐしゃぐしゃで届くしサイズ感もおかしくて、色々と失敗してるんですね。でもこの記事を読んで得られる事がありました。
記事を読むと、砂小間さんがユーザーに向けて鮮明に鮮烈に情報を伝えたい、という思いがひしひしと伝わってきます。私たちの行動の先には、添削者ではなくユーザーがいるのです。ユーザーのために最大限できることを一生懸命行う必要があります。ちなみに砂小間さん、なぜか外でしかも裸足で試着してます(どう見ても不審者)。
少し意味不明ですが、心打たれました。 (ただ単に絶望的に部屋が汚いだけかもですが…。)私たちも、外で裸足で試着するくらいの気持ちでリサーチしなきゃいけないと思うんです。それは、意味不明なことをするというわけではありません。それくらいの行動力が絶対に必要という話です。
ライティングスキルは、記事数を重ねながら添削者さんと共に磨き上げていくものですが、情報をかき集める事は最初から誰でもできることなのです。圧倒的に情報が少ない時、添削者さんから言える事は「もっと調べて下さい」ただこれだけなんですね。だから、それだけは絶対に言わせない!くらいの気持ちで臨んで丁度良いのです。
ちなみに添削の際、情報が多すぎる場合はサクッと削除しちゃいます。削除は、記事全体のバランスをとる上で必要不可欠な作業です。ただ決して無駄足だったと考えないで下さい。その情報があったから、記事の最適なバランスを見つけることができたからです。たとえ削除されたとしても、素晴らしい仕事をしたことに変わりはないので、絶対に絶対に落ち込まないで下さいね。
まとめ
みなさんいかがでしたか?本記事を書いてて思ったのは、熱意って行動力なんじゃないかな、ということです。どれだけ頭の中で思い描いていたとしても、行動しなければ1ミリも現実を動かすことはできません。素敵な記事を書きたければ、素敵な記事を書くための行動を起こすしかないです。その素敵な記事を書くための行動のヒントを、まこねこさんや添削者さんが示してくれています。とにかく真摯に素直に受け止めて行動することが、結局のところは近道だなと感じます。
なかなかポジティブなことばかり書きましたが、正直なところ私自身リサーチの途中で、こんな素晴らしい記事がもう存在してるし超える自信ないな、明らかに劣ってるものを生み出してるやん…と自己嫌悪に陥ることがあります。ただ、どんな時でもまこねこさんと添削者さんが一緒になってアイデアを出して下さって、乗り越えることができたと思います。本当に感謝です。
今後もお仕事を通して皆さんと成長していけたら素敵だなと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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